サッカーで今年、最も忘れられないのが東アジア選手権2008でガンバ大阪の安田選手が中国GKに蹴りを入れられイエローカードで済んだこと。あの一コマだけでも大会そのものの存在意義を疑う衝撃的なシーンだった。
オリンピックの予選で盛り上がったのはハンドボール『中東の笛』。JOCはKOC(韓国)を巻き込んでIOCに提訴したことはまだ記憶に残っている。
さて今回の話の中心は残念ながら野球の話になってしまいますが、野球・星野ジャパンが惨敗した原因を審判の面から考えることにしてみた。
ある日本人審判の話だ。「星野さんは国際試合のことは知らなかったのじゃないかな。たとえばキャッチャーが補給後ミットを動かし審判の目を欺くのは当たり前。また、審判に対する日本ベンチからのヤジも結構すごかったという。あれでは審判も怒ると思うよ。」
世界ではピッチャーからの補給後、コースが外れていたらキャッチャーはミットを動かすのは当たり前。ただ日本はずるいことだと非難される文化を持っている。
決定的だったのはオリンピック3位決定戦。先発・和田投手(ソフトバンク)が、なぜストライクを取らないんだとばかりに、同じコースを投げ続けコトゴトくボールにされてしまった。審判の神経を逆なでする投球術だ。これではどんな優秀なピッチャーでも崩れてしまう。
星野監督といえば古い話が思い返される。星野さんが中日の監督時代に、審判の技術を向上させようとセ・リーグがアメリカの審判を呼んで公式戦に起用した。同審判は当然アメリカ流の判定をする。つまり外角に甘く、内側には厳しい内容だ。この判定について選手が文句を言ったら退場させられた。当然烈火の如く怒る星野監督。日本流の高圧的な態度に出たものだから、このアメリカ審判「今までにない大きな恐怖を感じた。」と言ってさっさと帰国してしまった。以後、日米野球以外でアメリカの審判が日本でジャッジすることはなくなった。
つまり国際交流の場が少なくなってしまったことになる。
実はこの話MLBの2Aでジャッジする日本人審判、平林さんからのお話です。
平林さんが最後に語ったのは「私は最初パ・リーグで審判をしていました。その頃にもっとも紳士的だった監督は元ソフトバンク監督の王さんです。 私は王さんの人柄がWBCを優勝させたと、今でも思っていますよ。」とにっこり笑った。
当然、日本とアメリカではコースの判定は異なる。微妙な判定が試合を大きく変化させることがある。それを味方にするか敵にするかそれはプレーヤー自身の問題だ。
それと最後に平林さんが語ったコメント。『人柄が優勝させる。』このコメントの意味がわかりますか。 皆さんもある程度理解できると思いますが、それを実践していくのは難しい・・・・・・。
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